「震災から1年、日本がどうなったのかについて発信する」
これは日本に住む人だけが出来ることであり、
私たちがやるべきことです。
1年前 prayforjapan で世界中の人々から祈りの言葉を貰いました。今度は逆に私達が「東日本大震災から1年経って、日本がいまどうなっているのか」を世界に向けて発信しませんか?
この情報発信は私たちだから出来ることです。また私たちにしか出来ないことでもあり、いま私達がすべきことではないでしょうか。
「#311fromjapan」は国内外における東日本大震災への関心の向上を目的とし、助けあいジャパン、Lang-8、ラングリッチの3団体がそれぞれの特性を活かして、日本から海外への震災に関する英語での情報発信の場を提供、サポートするプロジェクトです。
世界に向けて情報を発信することは私達自身のためでもあります
今回世界に向けて情報を発信することは私達自身のためでもあります。情報発信を通じてこの1年間に何があったのかを整理しましょう。まだたった1年です。被災地は復興しておらず、福島は日本中・世界中から未だ注目を集めています。
この1年間に私たちが受け取った世界各国からの援助を再確認しましょう。メディアには報じられなかった援助・支援が多くあったはずです。そのまま埋もれさせるのはあまりにもったいなくて心苦しいです。今回のキャンペーンを通じて、昨年私たちを応援してくれた人たちに向けて、今度はぜひ私達が感謝の言葉を発信しましょう。
私たちが復興に向けて何をしていくのか、日本の現状を確認しその意志を世界に向けて発信しましょう。
キャンペーンスケジュールについて
- 作品募集期間:2012年 2月18日~3月18日
- 作品掲載期間:2012年 3月1日~3月18日(助けあいジャパンの英語サイトにて優秀作品を掲載)
- 教材としての活用期間:2012年4月11日以降
#311fromjapan の情報発信方法について
#311fromjapan であなたが情報を発信する方法を説明します。
Twitterから参加する gate.io
#311fromjapanというハッシュタグをつけて英語で情報発信をしてください。
日本語の投稿に関しては後ほど一部の投稿を英訳して発信し直しますが、出来れば直接日本人以外の人たちに読んでもらうためにも最初から英語での情報発信をお願いします。
Twitterは文字数の制限がありあまり多くのことを伝えられませんので下記の投稿方法を推奨しています。
1 震災に関連した写真を投稿しましょう
英語が苦手な人でも写真があれば多くのことを伝えることが出来ます。
写真を投稿する際には「日時」「場所」の情報を発信してください。また、可能であれば「写真の題名」を英語で発信してください。英語での説明が難しい場合は日本語でも大丈夫です。
(投稿例)2011 3/11, Shibuya, People were waiting for trains.
Instagram (※1) などのスマートフォン向けの写真アプリを利用してTwitterへ投稿すると、情報がより多くの人に共有されてなお良いでしょう。
2 特定の単語を利用して投稿しましょう
Thank you, help, still devastated, change, hopeといった単語を使って英語で震災で思ったこと、感謝や助けあったことなどをつぶやいて世界に発信しましょう。
※1: Instagram とは、iPhone 用の写真共有サービスです。
Lang-8から参加する
相互添削型語学学習サービス Lang-8を利用して、英語による情報発信をしてください。
その際、以下の決まりを守った上で記事を投稿してください。
- 日記の公開範囲をインターネットに公開に設定
- 日記作成画面のトピックタグに #311fromjapan を入力(右図参照)
- 日記タイトルにも #311fromjapan を記載
また写真があると日本以外の国の人々に想いや考えがより伝わりやすくなるので、写真をつけて上での投稿を推奨します。
100単語未満で日記を書く
Lang-8には以下の決まりを守った上で100文字未満の記事を投稿してください。
500単語未満で日記を書く
100単語未満で収まらない長めの記事です。100単語以上書きたい方は最大500単語の英文記事を投稿してください。
※注意
後ほど詳細を説明しますが、今回の#311fromjapanに関してはLang-8以外のサイトで紹介をさせていただきます。
記事を紹介をする際には「日記名」「ユーザーのニックネーム」「ユーザーアイコン(※ネット上に公開されているユーザーのアイコンのみ)」の情報を付けて紹介をさせていただきます。
投稿作品のライセンスについてお願い
This work is licensed under a Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License.
今回 #311fromjapan というハッシュタグを付けて情報を発信するものについては、原則 クリエイティブ・コモンズ・ライセンスとして扱わさせていただきたいのですが、宜しいでしょうか。CCライセンスとは、様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示となります。
#311fromjapan で投稿された内容については助けあいジャパン、Lang-8、ラングリッチ、またその他媒体と多くの媒体で紹介をしたいのでこの点への同意をお願いします。より多くの人達に #311fromjapan について知ってもらうための協力何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、この Attribution-ShareAlike 3.0 Unported License とは主に、原作者のクレジット(氏名、作品タイトルとURL)を表示し、改変した場合には元の作品と同じCCライセンス(このライセンス)で公開することを守れば、営利目的での二次利用も許可されるCCライセンス
という形式となっています。
情報発信の内容について
TwitterとLang-8で情報発信をする際に使用する目印は #311fromjapan です。そして情報発信する内容としては次の内容を考えています。
- #prayforjapan への返信
- 日本からの感謝の言葉を伝えます。また、感謝の言葉を発信する過程で見過ごされていた、あまり注目されなかった各国の援助・支援活動についてのまとめを改めて行います。
- 震災から1年が経った被災地の現状について
- みなさんが震災当時どうだったのか、そして一年後にどうなったのか。出来れば写真付きでみなさんの現在についての情報を発信してもらいます。
- 今回の震災の教訓
- 津波対策、ボランティア活動についての情報。地震大国の日本だからこそできる情報発信をしましょう。地震がほとんどない国では日本に蓄えられたノウハウ・教訓は貴重なものです。
- 復興しつつある日本の今
- 海外メディアではあまり報道されない日本の良いニュースを発信しましょう。良いニュースはあまり報道されないし注目されないので、これを機会に良いニュースについての情報発信をしましょう。
英語学習教材としての採用について
#311fromjapan で投稿されたみなさんからの投稿で特に優れているもの、共感できるものについては、今回のキャンペーン期間中だけでなく、その後もずっと多くの人々に見てもらえるように、また311を風化させないために英語学習の教材として採用をする予定です。
素晴らしい投稿については個別で許可を取った上で教材に採用をさせていただきます。
プロジェクト運営団体について
オンライン英会話サービス『ラングリッチ』
ラングリッチは無料通話ソフト Skype を利用したオンライン英会話サービスです。
朝6時から深夜1時までいつでも好きな時間にマンツーマンの英会話レッスンを受講することができます。
また、短期間で英会話を身につけたい人のために、フィリピンのリゾートセブで4週間食事代・宿泊代込みで99000円〜の留学スクールも運営しております。
相互添削型SNS『Lang-8』
Lang-8 は株式会社Lang-8 が運営している、相互添削型語学学習サービスです。
「お互いに母国語を教えあい、交流すること」を目的としています。お互いに教えあうことにより相手を尊重する文化が Lang-8 にはあり、非常に高品質なコミュニティを形成しています。
現在は世界190以上の国と地域から、30万人以上が利用しております。
一般社団法人 助けあいジャパン
助けあいジャパンは、もともと阪神大震災の教訓から始まったプロジェクトです。
「情報は水や食料と同じライフライン。なるべく正しい情報・ニーズを、被災地と、被災地を支援したい人にすばやく提供しないといけない。そのためには、ソーシャルメディアで得られる情報だけでなく、官と連携して情報提供していく必要があるのではないか。」
そのような思いの元、内閣官房「震災ボランティア連携室」と連携して始まったプロジェクトが助けあいジャパンです。